夫婦の食卓+2

夫婦の夕食

【夫】
私はもういい歳ですが、いまだに自分を子供だと思っています。理由は二つのことができないから。
一つは車の運転。（ペーパードライバーなので。）
もう一つは、魚の骨をきれいにとる。
というわけで、さっさと「全自動魚の骨取り機」が出てくれないかしら。iPodのアプリにないかしら。

【妻】
「かれいの煮付」おいしいわぁ。こんなん好きだわぁ。ってか、久々に煮魚しましたが、楽。煮魚、楽だわぁ。
あとは「韮のおひたし」「山芋の磯辺浸し」「ピーマンマリネ」「ごはん」「すまし汁」
カレイは骨がしっかりしてて身がほろっととれるから比較的食べやすい魚だと思います。夫さんが苦労しているのがえんがわのあたりです。

夫婦の夕食

【夫】
だいぶ暑くなってきましたので、コンビニにも冷やし中華などが並ぶようになってきました。昨年は絶賛ダイエット中で、炭水化物がほとんど食べられなくて常に涙目でした。今年は少しは緩和されているので、少しは冷やし中華などが食べられると思います。
でもせっかくだからもうちょっと暑くなってからにしようかな。

【妻】
コーンフレークがずっと残っている。
よーし、ささみ使ってコーンフレーク揚げにして残ったコーンフレーク一網打尽だ！レッツ賢い主婦って思ったら、夫さんにコーンフレークなら好きだから普通に食べるよ。って言われた…。
好きだったのか…
献立変更「ささみの梅しそサンドフライ」「もやしと小松菜のごま酢和え」「きのこの当座煮」「かぶの浅漬け」「ごはん」「味噌汁」

夫婦の夕食

【夫】
片付けが思うようにはかどらん。
「不要なものを捨てる」のではなく「必要なものだけ残す」ようにしないといかんということはわかってるのだが、なかなかそうもいかない。
夫脳には、「役に立たないけど何かの記念のもの」をとっておく機能がインストールされているので、いらんもんがいっぱい貯まっている。「よおーし、どんどん捨てるぞ！……でもこれは別」を何十回も繰り返した結果、メモリアル専用段ボールが二箱になりました。もうだめだ。

【妻】
捨てようかどうか迷う。迷いだしたらアウト。かなりの率で捨てれない。
そこで、ごみの日にあわせて何を捨てるか決める。
明日は資源ごみの日だから今日は紙ごみをがんばる。
今日は金属ごみだから金属ごみだけはなんとかしようって。
しめきりがあると、あせらさせると、結構思い切っていける、気がする。
夜は「こてっちゃん」「大根サラダ」「わかめスープ」「ごはん」
「こてっちゃん」で使い切って、びん捨てちゃおうって思ってた調味料使い忘れた…
捨てれない…

【夫】
夫の夕食

「サラダプレート」「味噌汁」
それほどおなかがすいていないので、サラダだけにして、しかもおしゃれな感じで盛り付ければ、女性ファンゲットだぜ！と思ってやった。今では反省している。
結局よくばってたくさん盛り付けて、おしゃれさ皆無になってしまった。

【妻】
妻の夕食は職場で「酢豚」
基本的に好き嫌いはないけど、作るも食べるも割りとチャレンジャーな方だと思うけど、思うけど。
「酢豚」のパイナップルは、無理。
焼りんごとかコンポートとか過熱したフルーツは嫌いじゃないけど。
（いちじくのてんぷらとか、ね）
酢豚のパイナップルは、無理。肉をやわらかくするためっていわれてるけど、肉やわらかくなってるって思えないし。

夫婦の夕食

【夫】
茶碗蒸しすごいな。
というかこれは茶碗蒸しだろうか。自信がない。少なくとも茶碗ではないが。
味はうまい。

【妻】
子供の日なので、「おいなりさん」
「おいなりさん」は決まっていたので、おいなりさんに合いそうな
和風で、華やかで、できたらラクチンで…
「茶碗蒸し野菜あんかけ」「にらの磯辺和え」「サーモンマリネ」「もやしと小松菜のごま酢あえ」「きざみこんぶの煮付」「味噌汁」
たしかに茶碗ではないな。どんぶり蒸し？

夫婦の夕食

【夫】
昨日の失敗を踏まえて、今日は主にとんかつソースをメインに使うことに決めました。でもほかにも醤油、塩、ケチャップ、マヨなどいろいろかけました。

【妻】
ひさしぶりに「ポテコロ」やりました。
楽で安くておいしくて。作るのも食べるのも大好きなんですが、夫さんのダイエット計画以降すっかりご無沙汰。
久々の「ポテコロ」。やっぱおいしいわぁ。
「ポテコロ」「切り昆布の煮付」「大根サラダ」「ブロッコリーの辛し和え」「ごはん」「みそしる」
妻はとんかつソース一本。

コメントへのおへんじ
> 谷崎、ナボコフ、花袋。いやー、変態って、本当にいいものですね。
【夫】すいませんメールが迷惑メールの方に自動的に振り分けられていて見落としました。たぶん文面に「変態」とあったからだと思います。春琴抄のほかには少女病がおすすめです。

夫婦の夕食

【夫】
なんか妻がいろいろタレを用意したので、いろいろ試してみた。こう、中身に種類があるので、それぞれに合うタレを探している間に全部食べ切ってしまった。結局どれとどれが合うのかよくわからなかった。わかったことと言えば、サーモンとマヨネーズが合うということくらい。

【妻】
以前ダイエット中のおっとさんに生春巻きをお勧めしたことがある。炭水化物ちょこっとで野菜がいっぱい取れて見た目も満足度も高い。
そう思ったんだ、そのときは、あさはかにも。
そしてそれはまちがってないんだ。あくまでカロリー的には。
…本日具につかった「ロースハム」「生ハム」「スモークサーモン」
そしてタレ色々、さらに調子に乗って作った「サテー」
…塩分多すぎ
ひさびさに塩分の多すぎで胸悪くなった…
次は具も見直そう…
「生春巻きいろいろ」「サテー」「きのこスープ」「サラダ」

夫婦の夕食

【夫】
なんか大変な量のほうれん草を食べてる気がしますがどんなもんでしょうか。鍋のいいところは野菜がたくさん食べられるところだな。

【妻】
「常夜鍋」といいいます。
本来、出汁ににんにくを粒でごろごろ入れて、そこにほうれん草と豚肉だけ、というシンプルな鍋です。シンプルゆえに飽きがこず、一晩中でも食べ続けられることから「常夜鍋」と呼ばれているそうです。
妻がいつものように欲張った結果、本質であるところのシンプルさが失われ、まさに普通の「水炊き」になってしまいました。
でもほうれん草は二人で二把まるまる入っています。
二人で二把ペロリと平らげます。ここまでくるとある意味栄養バランス悪いとさえいえます。
あとは「切り昆布のサラダ」と「黒米ごはん」

夫婦の夕食

【夫】
先日進めておいた『春琴抄』を、H君は気に入ったようだ。なにより。「今アニメ化してもウケる」という、私とまったく同じ感想を言いやがったので少し辟易した。

【妻】
リベンジ。
この前作ったとき、味はよかったんですが全然足りなくて。
グラム、カロリー的には十分なんですけどね。
で、明日減らせばいいやで思い切っていっぱいつくってみる。
それは「かじきの立田揚げ」楽でおいしいのがいいところです。
おなかいっぱい「かじきの立田揚げ」を食べた後は「わかめともやしの酢の物」「きのこのソテー」と低カロリー。
あとは「黒米入りごはん」と「味噌汁」

【夫】
夫の夕食

レパートリーもあまりないので、自分で夕食を作らなければならない日は、朝の段階で妻に夕食の献立を相談することもある。妻はたいてい適切な提案をする。今日は妻がフォーガーと言ったのでその通りにした。
「フォーガー」「ツナサラダ」「焼きナス」
固形フォースープのもとみたいなやつがあったので簡単にできた。便利な世の中。賢者の石とはこのことやもしれぬ。

【妻】
なんか知らんが我が家にはフォーが何袋もある。
おそらく妻が「何袋いくら」的な特売に踊らされて買ったのだろう。
んで、悪くなるもんじゃないし、的なことを言って正当化したのだろう。
妻的にはやっちまった感は否めない。できることならさっさと目の前から消してしまいたい。結構場所とるし。
…巧みな誘導大成功。スープのもとも買っといてよかった。